【衛生】
2012年(平成24年)度から国の指定薬物制度に包括指定が導入され、これまでのような薬物ごとの個別指定ではなく、ある一定の構造をもった化合物群を対象として幅広く規制を行っている。現在、包括指定の対象物質は、主にカチノン誘導体とナフトイルインドール誘導体(合成カンナビノイド系)である。
1 誤。モルヒネ類似物質の基本骨格である。
2 正。カチノン誘導体の構造であり、包括指定される指定薬物の基本骨格であり、興奮作用の強いデザイナーズドラッグのカチノン誘導体などが乱用されている。
3 誤。テトラヒドロカンナビノール類似物質の基本骨格である。
4 誤。有機溶媒のシンナーなどに含まれる、キシレンなどの基本骨格である。
5 正。ナフトイルインドール誘導体の構造であり、包括指定される指定薬物の基本骨格である。