【薬理】 シルデナフィルは、ホスホジエステラーゼ(PDE)5を阻害してサイクリックGMP(cGMP)の分解を抑制して細胞内cGMP濃度を上昇させる。また、硝酸薬は、NO供与体として働き、可溶性グアニル酸シクラーゼを活性化してcGMPの合成を促進し、細胞内cGMP濃度を上昇させる。その結果、両薬剤の併用により、細胞内cGMP濃度が著しく増加し、過度の血圧降下を起こすことがあるため、併用は禁忌である。
シルデナフィル:バイアグラ