【薬理】
１ 正。ダルベポエチンアルファは、持続型エリスロポエチン製剤であり、赤芽球前駆細胞に作用して赤血球への分化、増殖を促進するため、腎性貧血などに用いられる。
２ 誤。メコバラミンは、ビタミンB12製剤であり、ビタミンB12欠乏性の巨赤芽球性貧血（悪性貧血）などに注射で用いられる。
３ 誤。葉酸は、葉酸欠乏により低下したDNA合成を促進するため、葉酸欠乏性の巨赤芽球性貧血などに用いられる。
４ 正。フィルグラスチムは、顆粒球コロニー刺激因子（G-CSF）製剤であり、顆粒球系前駆細胞に作用し、主に好中球への分化、増殖を促進するため、がん化学療法による好中球減少症の治療などに用いられる。
５ 誤。ミリモスチムは、マクロファージコロニー刺激因子（M-CSF）製剤であり、末梢血及び骨髄細胞中のヒト単球系前駆細胞に作用し、単球、マクロファージを増加させる。さらに、これらの細胞に作用してG-CSFなどの分泌を促進させることにより、白血球数を増加するため、骨髄移植後の顆粒球数増加促進目的などに用いられる
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ダルベポエチンアルファ：ネスプ
フィルグラスチム：グラン (G-CSF) "グラ" って，きっと「グラニュロサイト＝顆粒球」の"グラ"なんだね
ミリモスチム：ロイコプロール (M-CSF)