【病態】
1 誤。アトピー性皮膚炎は、免疫学的要因と非免疫学的要因が発症に関与しており、非免疫学的要因としては皮膚のバリア機能低下などがあげられる。
2 正。アトピー性皮膚炎は、遺伝的素因も含んだ多病因性の疾患であり、疾患そのものを完治させる薬物療法はなく、対症療法が治療の原則である。
3 誤。アトピー性皮膚炎は、増悪と寛解を繰り返す?痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、左右対称性、汎発性に生じるのが特徴である。
4 誤。アトピー性皮膚炎の発症には、主にI型アレルギーが関与する。
5 誤。炎症の鎮静には、基本的に副腎皮質ステロイド性薬の外用薬を使用し、必要に応じて抗ヒスタミン薬などの抗アレルギー薬を使用する。
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