正解は 2 間欠性跛行が特徴的症状である。

解説

【病態】
1 誤。閉塞性動脈硬化症(ASO)は、50歳以上の男性に好発する。
2 正。間欠性跛行とは、ASOに特徴的な症状であり、歩行を続けると下肢の痛みと疲労感が強くなるが、数分間休むと症状が緩和し再び歩くことができるようになる状態である。
3 誤。ASOは、腹部大動脈末梢側以下の下肢の動脈硬化による慢性閉塞性疾患であり、大動脈分岐部から大腿動脈に好発する。
4 誤。ASOは、動脈硬化で血管が閉塞するために発症する疾患であり、通常血管炎は伴わない。
5 誤。ASOでは下肢の動脈硬化に伴う虚血により、患肢の冷感やしびれ感などの症状が出現する。