正解は 2 エルゴステロールを含む細胞膜をもつ。

解説

【生物】
1 誤。真菌は真核生物に分類され、ミトコンドリアをはじめとする細胞内小器官をもつ。一方、細菌などの原核生物は、細胞内小器官をもたない。
2 正。一般に、真菌はエルゴステロールを含む細胞膜をもつ。一方、細菌の細胞膜には一般にステロール類は含まれず、主にリン脂質やタンパク質から構成される。
3 誤。一般に、真菌は細胞内に葉緑体をもたない。葉緑体は、光合成を行う植物などの細胞内に存在する。
4 誤。真菌はβ-1,3-D-グルカンなどを構成成分とする細胞壁をもつ。一方、細菌は一般にペプチドグリカンを主成分とする細胞壁をもつ。
5 誤。真菌は真核生物に分類され、染色体DNAは核膜に包まれた核内に存在する。一方、細菌などは原核生物に分類され、核膜をもたないため、染色体DNAは核様体として細胞質中に存在する。

 

 

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