正解は 4 ニフェジピン

 

【実務】
 本態性高血圧症及び狭心症に適応があるのはニフェジピンのみのため、本患者はニフェジピンを服用していた可能性が高い。ニフェジピンはカルシウムチャネル遮断薬であり、本態性高血圧症、腎性高血圧症、狭心症等に適応がある。主な副作用として頭痛、顔面紅潮、意識障害などが報告されている。意識障害は血圧低下に伴う一過性の副作用であり、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。