【薬剤】
1 誤。リドカインは血流量依存性薬物(肝血流律速型薬物)に分類される。肝クリアランスは肝血流速度低下により低下するため、血中濃度が上昇する可能性がある。
2 正。リドカインは肝抽出率の大きな薬物であるため、肝初回通過効果を受けやすい。
3 正。リドカインは血流量依存性薬物(肝血流律速型薬物)に分類されるため、肝クリアランス(CLh)は、ほぼQhと等しい。よって、リドカインの肝クリアランスは、血中タンパク結合率の変動の影響を受けにくい。
4 誤。リドカインは主として肝代謝酵素CYP1A2及びCYP3A4で代謝されるため、CYP2C9の欠損の影響は受けにくい。
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