正解は 2 アスコルビン酸

 

解説

【薬剤】
1 誤。結晶セルロースは乾燥状態の他粒子と混合すると、粒子どうしが絡まりやすい。そのため、成型性、結合性に優れる。また、水、エタノールに不溶で膨潤することから崩壊性ももつ。
2 正。アスコルビン酸はそれ自身が酸化されやすく、配合された医薬品の酸化を防ぐ作用をもつ。
3 誤。ステアリン酸マグネシウムは粉体表面を被覆し、粒子間の摩擦を小さくすることから、滑沢作用をもつ。
4 誤。ショ糖(白糖)は甘味を有し、シロップ剤に用いられる。
5 誤。パラオキシ安息香酸ブチルなどのパラオキシ安息香酸エステル類は抗微生物作用を有し、毒性が極めて少ない特性をもつ。