正解は 2 Fa・Fg・Fh

【薬剤】
経口投与された薬物は、下図のように(1)消化管粘膜(消化管壁)を透過し、(2)門脈に流入し、(3)肝臓に入り代謝を免れ、体循環に移行する。薬物の(量的)バイオアベイラビリティとは、投与量に対して体循環に移行した薬物量の割合である。
したがって、体循環血中移行までの流れに基づくバイオアベイラビリティは、以下のように表すことができる。
 F=Fa・Fg・Fh
ただし、経口投与量をDpo、肝抽出率をEh、消化管管腔内からの吸収率をFa、消化管及び肝臓での消失を免れた割合をそれぞれFg及びFhとする。