【実務】
患者の薬剤管理指導記録や薬剤服用歴の記載方法には、SOAP形式が多く用いられている。SOAP形式の記載は問題志向型診療記録の経過記録を記載する方式の1つであり、POS(患者の抱える健康上の問題に焦点を合わせ、その問題解決に向けて最善の医療を提供するためのシステム)において得られたデータを内容ごとに分類・整理した上で、S(subjective
data:主観的情報)、O(objective
data:客観的情報)、A(assessment:評価)、P(plan:計画)の4つの項目に分けて患者の状態を記録する方法である。よって本問での「O」は、objective
dataである。
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