【薬剤】
界面活性剤は、イオン性界面活性剤と非イオン性界面活性剤に分類される。さらにイオン性界面活性剤は、陽イオン性、陰イオン性、両性界面活性剤に分類される。
1 誤。ラウリル硫酸ナトリウムは陰イオン性界面活性剤に分類される。
2 誤。レシチンは両性界面活性剤に分類される。
3 誤。タウロコール酸はほとんどの脊椎動物胆汁中に見いだされる抱合胆汁酸の1つであり、界面活性作用をもち、コレステロールなど水に不溶性の物質の消化・吸収に役立つ。
4 正。ベンザルコニウム塩化物は逆性せっけんともよばれ、分子中の親水基が正電荷を有する陽イオン性界面活性剤である。また、刺激性が少なく、低濃度で長時間殺菌作用を有し、0.01~0.02%の常用量で点眼剤の保存剤として利用される。
5 誤。ラウロマクロゴールは非イオン性界面活性剤に分類される。
〇