20210419_【病態】22歳男性。小児期よりインスリン
【病態】22歳男性。小児期よりインスリンの皮下注射を毎朝施行していた。就職して不規則な生活が続き、ある朝、倒れているのを発見され病院に搬送された。搬送時所見として、意識不鮮明で、呼びかけに応じなかった。血圧90/60 mmHg、呼吸数20/分、脈拍110/分、血糖値720 mg/dLであった。尿カテーテルを挿入し、尿検査を実施したところ、尿糖(+++)、タンパク(+)、ケトン体(+++)を認めた。搬送時に動脈血液ガス分析を施行した時のpHの値に最も近いと考えられるのはどれか。1つ選べ。
解説