20210629_【実務】52歳女性。若い頃からビール

【実務】
52歳女性。若い頃からビール(350 mL)を毎日6缶飲んでいた。腹部膨満感、嘔吐、四肢の浮腫を訴えて受診したところ、アルコール過剰摂取による肝硬変と診断された。受診時の検査データを以下に示す。
検査値
Na 138 mEq/L、Cl 99 mEq/L、K 3.9 mEq/L、T-Bil 10 mg/dL、Alb 2.5 g/dL、AST 120 U/L、ALT 99 U/L、BUN 15 mg/dL、血清クレアチニン1.1 mg/dL、腹水(+)
患者は断酒とナトリウム摂取制限、スピロノラクトンによる薬物治療を始めた。後日の血液検査では血清カリウム値が5.0 mEq/Lに上昇していた。
血清カリウム値が上昇した理由として最も適切なのはどれか。1つ選べ。

解説

薬剤師国試