正解は 1、3

解説

【法規】
1 正。DPC(Diagnosis Procedure Combination)とは、入院している患者の主となる傷病名と、そこで行われた診療行為の組み合わせにより分類された診断群分類である。診断群分類ごとに包括評価部分の1日あたり点数が設定されている。
2 誤。入院中に使用する薬剤は、包括評価部分に含まれる。包括評価部分には、入院基本料、検査、投薬などが含まれている。
3 正。手術、麻酔、放射線治療などは、出来高評価部分に含まれる。
4 誤。包括評価部分の1日あたり点数は、3段階に階段設定されている。入院当初の1日当たり点数が最も高く設定され、その後、日数の経過により段階的に下がる。
5 誤。すべての病院が、DPC制度を利用しているわけではない。DPCを用いて包括請求を行っているDPC対象病院は、病院数8,389施設(平成30年3月末日時点)のうち、1,730病院(平成30年4月1日時点)である。