20211203_【病態】52歳男性。身長170 cm、
【病態】52歳男性。身長170
cm、体重65 kg。3年前、胃がんのため胃亜全摘切除手術を受け、近医で経過観察していた。今回の定期検診で肝転移が見つかり、化学療法導入目的で大学病院に紹介入院となった。全身倦怠感、動悸を自覚しており、貧血に対して処方1の薬剤が処方されていたが、入院時の血液検査の結果により、処方1に替えて処方2が開始された。
処方2を2週間実施した後に血液検査が実施され、以下の結果が得られた。
RBC 340万/μL、Hb
10.2 g/dL、Ht 30.0%、MCV 105
fL、MCH 39 pg、血清ビタミンB12値80 pg/mL(基準値200~1,000
pg/mL)、血清総葉酸値11.5 ng/mL(基準値6.0~20
ng/mL)
本症例における貧血治療の今後の方針として適切なのはどれか。1つ選べ。
解説