【実務】 セロトニン症候群は、SSRIや三環系抗うつ薬等で起こりやすい副作用である。セロトニンが体内で過剰になることで生じ、症状として、錯乱、気分高揚や昏睡、発熱、発汗、頻脈、呼吸異常、下痢、血圧異常、振戦、悪寒、筋強剛、神経反射亢進等がある。選択肢5にある手にピリピリする感覚や痛みは、手足症候群についての記述であり、カペシタビンやソラフェニブトシル酸塩、スニチニブリンゴ酸塩等の薬剤で起こりやすい副作用である。
〇
セルトラリン:ジェイゾロフト