【衛生】
１ 正。アスマン通風乾湿計において、乾球温度と湿球温度が同じ室内では、室内空気中の水蒸気濃度が飽和状態であるため、相対湿度は100％である。
２ 誤。乾カタ温度計を用いた場合、カタ係数は一定であるため、38℃から35℃に下降するのに要する時間が短いほど、乾カタ冷却力は大きい。
３ 誤。感覚温度は、アスマン通風乾湿計及びカタ温度計の値から求めることができる。感覚温度とは、気温、気湿、及び気動の三者が複合して人体に実感として感じさせる温度であり、試料空気と同一の温度感を与える静止（気動0
m/s）した飽湿（相対湿度100％）の空気温度である。
４ 正。気動とは空気の流動のことであり、気温と気湿が同じ室内では気動が大きいほど乾カタ冷却力は大きい。