正解は 2 2

解説

【生物】
レボドパは、芳香族L-アミノ酸脱炭酸酵素の作用により脱炭酸されドパミンとなる。この反応は、補酵素としてピリドキサールリン酸(PLP、ビタミンB6の補酵素型)が関与する。そのためビタミンB6を含む一般用医薬品の販売は不適切であると考えられる。なお、PLPは体内においてアミノ酸の脱炭酸反応やアミノ基転移反応など、多くのアミノ酸代謝の補酵素として働く。
また、ビタミンB2は、補酵素型のフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)やフラビンモノヌクレオチド(FMN)となり、酸化還元反応の補酵素として働く。ビタミンB12は、補酵素型のメチルコバラミンとしてメチル基転移反応などに関与する。