正解は 2 0.46

【実務】
(1)クロルプロマジンの1日成分量を求める
クロルプロマジン塩酸塩錠50 mgを1日6錠服用しているので、クロルプロマジンの1日成分量は50 mg×6錠=300 mgである。

(2)オランザピンの1日成分量を求めてクロルプロマジン相当量に換算する
オランザピン細粒1%を1日0.4 g服用しているので、オランザピンの1日成分量(A)は下記となる。
 1 g:100 g=A g:0.4 g(成分量:製剤量)
 A=0.004 g(4 mg)
これをクロルプロマジン換算値のデータを用いて、クロルプロマジン相当量(B)に換算する。
 100 mg:2.5 mg=B mg:4 mg(クロルプロマジン:オランザピン)
 B=160 mg

(3)クロルプロマジンとオランザピンを合わせた1日あたりのクロルプロマジン相当量を求める
(1)と(2)より1日あたりのクロルプロマジン相当量は300 mg+160 mg=460 mgとなる。

(4)1日あたりのクロルプロマジン相当量をリスペリドンの1日成分量に換算する
(3)の値をクロルプロマジン換算値のデータを用いてリスペリドンの1日成分量(C)に換算する。
 100 mg:1 mg=460 mg:C mg(クロルプロマジン:リスペリドン)
 C=4.6 mg

(5)リスペリドン細粒1%の1日あたりの投与製剤量を求める
(4)の値からリスペリドン細粒1%の1日あたりの投与製剤量(D)を求める。
 1 g:100 g=4.6 mg:D mg(成分量:製剤量)
 D=460 mg(0.46 g)