20231226_60歳女性。下部消化管内視鏡検査により
60歳女性。下部消化管内視鏡検査によりS状結腸がんが指摘された。さらにCTによる精査の結果、肺と肝臓に転移が見られた。手術適応がなく、外来にて、オキサリプラチン、レボホリナートカルシウム、フルオロウラシルを用いたがん化学療法を行うこととなった。
本化学療法における副作用への対応に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。
1. 痛風腎の予防のために尿のアルカリ化及びアロプリノールの投与が必要である。
2.
重篤な過敏症状の発現時には、ステロイド及び抗ヒスタミン薬の静注を行う。
3. 白血球数低下を伴う発熱時には感染症を疑い、直ちに十分量の抗生物質を投与する。
4. 投与2、3日後に筋肉痛及び関節痛が発現した場合には、鎮痛薬を投与する。
5. 出血性膀胱炎のリスクを軽減するために必要量の輸液を投与する。
解説