2023129_55歳女性。身長160 cm、体重70 kg。

55歳女性。身長160 cm、体重70 kg。起床時右手が思うように動かなくなり、救急外来を受診した。CT検査にてアテローム血栓性脳梗塞と診断され、入院にて急性期治療を受けた。この患者の血液検査データは以下の通りである。また、医師は重篤な腎障害があると判断した。
●クレアチニンクリアランス20 mL/minBUN 40 mg/dLALT 7.1 U/LAST 12.5 U/L、γ-GTP 10.0 U/L、血小板数20×104/
μL
 以下は、退院時の再発抑制のための薬物である。この患者への投与が適切でないのはどれか。1つ選べ。なお、退院直前の検査データは入院時と大きな変化はなかった。

1. シロスタゾール
2. ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩
3. チクロピジン塩酸塩
4. 低用量アスピリン
5. クロピドグレル硫酸塩

解説

薬剤師国試