20240122_40歳男性。活動期のクローン病

40歳男性。活動期のクローン病と診断された。主治医より患者の栄養状態把握及び改善のため、院内栄養サポートチームに介入の依頼があった。この患者に対する栄養療法に関して、薬剤師が院内栄養サポートチームでとるベき対応について、適切なのはどれか。2つ選べ。

1. 消化及び吸収障害が重篤な場合は、半消化態栄養剤を第一選択として提案する。
2. 成分栄養剤を用いる場合は、脂溶性ビタミンや不足する微量元素の投与を提案する。
3. 重度な下痢症状が認められたり、広範な小腸病変が認められる場合は、TPN(Total Parenteral Nutrition)の実施を提案する。
4. 栄養療法と薬物療法の併用は推奨されないことを提案する。
5. 経腸栄養療法と併用する食事としては高脂肪食を提案する。

解説

薬剤師国試