20240206_64歳男性。BMI28.5。
64歳男性。BMI28.5。糖尿病で近医に通院中であった。全身倦怠感を訴え、浮腫も認められたため精査目的で入院となった。入院時の持参薬と検査データは以下のとおりである。
病棟の担当薬剤師は、入院直後にこの患者と面談し、持参薬と服薬状況を確認した。薬の飲み残しが多かったため、薬剤師が治療についての考えを聴いたところ、次のような発言があった。
「ちゃんとやらなければならないことは分かっていますし、自分なりにやろうと努めていますが、なかなか実践できません。」
この発言から、男性は、行動変容ステージモデルのどの段階にあると考えられるか。適切なのを1つ選べ。
(持参薬)
グリメピリド錠1mg 1回2錠(1日1回)朝食後
ロサルタンK錠50 mg 1回1錠(1日1回)朝食後
メトホルミン塩酸塩錠250mg1回2錠(1日3回)朝昼タ食後
プラバスタチンNa錠10mg 1回1錠(1日1回)夕食後
(検査データ)
BUN
49.8mg/dL、血清クレアチニン4.38 mg/dL、血圧152/93 mmHg、
Hb 8.5 g/dL, Alb 2.7 g/dL, Na 140
mEq/L, K 4.9 mEq/L,
空腹時血糖224 mg/dL、HbA1c 7.1%、
低密度リポタンパク質コレステロール(LDL-C)99
mg/dL、
高密度リポタンパク質コレステロール(HDL-C)48 mg/dL、
トリグリセリド(TG)120 mg/dL、尿タンパク(3+)
1. 無関心期
2. 関心期
3. 準備期
4. 実行期
5. 維持期
解説