【病態】
安全性速報(ブルーレター)とは、医薬品等の安全性に関する重要な情報であり、緊急安全性情報に準じ厚生労働省の指示で製造販売業者が作成し、指示後1ヶ月以内に医療関係者へ伝達される。
ドロスピレノン・エチニルエストラジオール配合剤は、血栓症に関する安全性速報が2014年(平成26年)1月に発出されている。そのため、血栓症が疑われる症状である下肢の急激な疼痛・浮腫、突然の息切れ、胸痛・激しい頭痛、四肢の脱力・麻痺、構音障害・急性視力障害などが認められた場合には本剤の投与を中止し、適切な処置を行う必要がある。