シャントPTAで造影剤の請求がなければ，エコー下だろうから，一連の物としてシャントエコーは認められない，ということでいいですか

はい、基本的にはその理解で正しいです。

🔍 シャントPTAにおける造影剤使用とシャントエコーの算定関係

• 造影剤を使用していないPTAは、エコーガイド下で施行された可能性が高いと判断されます。
• この場合、術前評価としてのシャントエコー検査はPTAの一連の流れに含まれるとみなされるため、別途算定は認められないのが原則です。

📌 ポイント整理

• シャントPTAに造影剤加算がある → 透視下施行の可能性 → シャントエコーは別算定可能な場合あり
• シャントPTAに造影剤加算がない → エコー下施行と判断 → シャントエコーは一連の処置とみなされ、算定不可

ただし、例外的な医学的必要性が明確に記載されている場合や、事前に別日で施行されたシャントエコーなどは、個別審査で認められる可能性もあります。支払基金の「審査の一般的な取扱い」でも、画一的な適用ではなく、医学的判断に基づく審査が前提とされています。

ご希望であれば、査定リスクを最小化するためのレセプト記載例や、造影剤使用の有無に応じた算定戦略も一緒に整理できますよ。